LICENSEライセンス

長年の技術と経験を基にしたHorizone™製造技術を全世界に提供しています。

技術(Technologies)

Process Features

横型に配置された反応器を最大の特徴とするJPP Horizone™プロセスは、反応器内でのパウダー移動が疑似プラグフローで有ることから触媒粒子の滞留時間分布が均一であり、触媒のもつ能力を最大限発揮させる事が可能であるとともに、広い固気界面面積により効率的な反応熱の除熱環境を持ちます。これらの特性により安定したプラントの運転状態を達成出来、厳しい運転条件が求められる高品質の製品製造をも容易に達成します。
Horizone™技術で採用している液プロピレンの蒸発潜熱を利用した反応熱の除熱方式は、反応器内の各部分毎に細かく制御され、非常に精細な温度制御を可能とし、効果的な反応熱除去を行う事でヒートスポットの発生を抑え塊の発生を抑制します。

JPP Horizone™プロセス

  • シンプルな機構の気相法重合プロセスであり、PPパウダーベッド上にスプレー供給された触媒は、上下2段に配置された横型反応器内でパウダーと混合されながら重合反応を順次進めていきます。
  • 重合反応熱の除去は、パウダー層にスプレーされる液体プロピレンが蒸発する際の気化熱によって行われ、正確にパウダー層の温度を制御します。
  • 1段目、2段目の重合比率を調整することによりIMPACT COPOLYMERやNEWCONを中心に、幅広いエチレン-プロピレン組成をもつ多くの優れた製品を製造することができます。

Catalyst Technology

JPP Horizone™プロセス向けに開発されたオーダーメイドのJPP触媒は、安定した初期反応活性を持ち、微粉の発生を抑制し、また、特殊な構造を持たせることでエチレン・プロピレンゴム成分を多く内包することが出来る様に設計されています。これにより、高ゴム製品におけるパウダー粘着性を抑制しながらプロセス内で最適な粉体流動性を確保するとともに、器内への粉体の付着を抑制します。これらの特徴により、JPP Horizone™プロセスは長期に安定した運転が可能です。

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