コア技術 複合材料設計技術
ポリプロピレン系複合材料は、高い強度・高い衝撃性・耐久性などが求められる工業材料部品への幅広い適用を可能にしています。
特に自動車分野では、「軽量化」 ⇒ 「燃費/電費向上」 ⇒ 「CO2排出量削減」 のニーズから、バンパー、インストルメンタルパネル、ドアトリムや、アンダーフード内の部品をはじめ、最近ではバックドア、フェンダーといった従来金属やエンジニアリングプラスチックが使用されていた自動車外板部品への適用が始まっています。
当社は、ポリプロピレン系複合材料開発において、独自の基盤技術、製品化技術、量産化技術を通じ、お客様・社会のニーズに合った高性能・高品質材料の提案・提供を進め、環境負荷低減に取り組んでまいります。
高性能・高品質材料の提供
環境負荷低減へ貢献
複合化ポリプロピレンの成分と役割
複合材料成分 | 成分例 | 機能 |
---|---|---|
ポリプロピレン | ホモポリマー、ブロックコポリマー | 成形加工性、機械物性全般 |
ゴム | 熱可塑性エラストマー | 耐衝撃性、塗装密着性、等 |
無機フィラー | タルク、ガラス繊維、炭素繊維、マイカ、炭酸カルシウム | 剛性、強度、耐熱性、寸法安定性、等 |
添加剤 | 酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、核剤、帯電防止剤 | 熱安定性、耐候性、帯電防止性、耐傷つき性、 諸物性向上等 |
ポリプロピレン系複合材料の適用例
- PP単体
- フィラー強化
- ゴム・フィラー強化
- ガラス繊維強化